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執筆者の写真田口光彦

高生産企業に転換するため④:3ムの排除

業務改善改革の基本に3ムがあります。

3ムとは、「ムダ」「ムラ」「ムリ」をいいます。

3ムをムリ・ムラ・ムダという方もたくさんいますが、ムダ・ムラ・ムリが正しい順番です。

「ダ・ラ・リ」は、3ムを排除するための「思考の順番」を表します。

ムダ→ムラ→ムリの順番で難易度が高まります。

「3ム・ダラリ」と覚えておきましょう。


私たちは、業務改革で最初に取り組むことのが「ムダ」の排除です。

ムダとは、付加価値を生まない作業のことをいいます。

付加価値の生まない作業を取り除けば、その分を価値を生む時間に使うことができます、


業務改善の次のターゲットが、「ムラ」です。

ムラとは、仕事上で発生するバラツキをいい、仕事の標準化とスキルアップ(トレーニング)に取り組む必要があります。


そして、最後のターゲットが「ムリ」です。

ムリは、いままでの考え方ややり方では実現できないことが対象となります。

マネジャーは、ビジネスプロセスの再設計(BPR)、テクノロジーを駆使したプロセス改善に挑戦します。


3ムを排除することで、本シリーズの第2回でご紹介した公式「V=F/C」に当てはめると、「C」を下げ、創出された時間で価値のある仕事をすることで「F」を高め、結果として「V」が大きく向上させることを意味します。

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