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執筆者の写真田口光彦

アクションラーニング⑦:成果創出活動としてのアクションラーニングを行う意味

本シリーズの3回目で「3つのタイプのアクションラーニング」をご紹介しました。

成果創出型こそ、私たちが推奨するアクションラーニングです。


P.F.ドラッカーが説いているように“明日のための仕事を今日できるか”で、企業の競争優位性を確立できるが決まります。

日常業務に追われ、今日のための仕事を毎日行っていては、戦略課題は先送りされるばかりです。

今日のための仕事を先送りするとペナルティが課せられますが、戦略課題を今日先送りしても痛みを感じることはありません。

“明日のための仕事を今日する企業”と“今日の仕事を今日する企業”との差は、時間と共に拡大して、WEDGE2001年1月号にあったトヨタ奥田会長の話された状態になるのです。

“日産とトヨタがこれほどの実力の差が開いたのは、やるべきことを実行したか、しなかったの違いに過ぎない”


ジョイワークスが実施する研修の題材は、参加者の最重要課題です。

いままで先送りされてきた最重要課題を、研修という機会を活用して解決します。

ブログの「研修効果を最大化する」のシリーズの以下の項目を参照ください。

① 研修効果測定レベル4の研修を設計する

② 研修を通じて参加者の最重要課題を解決する

③ 行動変容を促すマインドセットが重要

④ 研修と職場実践をつなげるキーパーソンは上司である

⑤ 上司もマインドセットする


研修を通じて最重要課題を解決する経験をすることで、“明日のための仕事を今日する”意味を実感することができます。

仲間の活動と合わせて、会社が未来に向かって変わっていっていることを実感できます。

最重要課題を解決することで、ノウハウが蓄積されることで、競争優位性の確立に寄与することができます。

そうすると誰もが貢献実感を味わることができ、チャレンジする風土が醸成されます。


これこそが成果創出活動としてのアクションラーニングを行う意味です。

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